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お勉強ノート あるいは、未来の自分へ向けた経過報告

お勉強のためのメモです。主なコンテンツは京都新聞の社説と心理学関係書籍の縮約、英文教科書の和訳です。目指しているのは「チャーリー・ゴードンの『経過報告』」。

第1章 信頼のパラドックス(3)・・・社会的不確実性と信頼

山岸俊男「信頼の構造」縮約

社会的不確実性と信頼(原文:874字 縮約:291字)
 信頼は社会関係の潤滑油としての役割を果たす。このことは多くの社会科学者に共有された理解であり、信頼の存在意義が、「社会的不確実性」を前提としていることを意味する。
 レモン市場のような、相手の意図についての情報が必要とされながら、その情報が不足している状態を、社会的不確実性の高い状態と定義することにする。ただし、情報不足のみによって社会的不確実性がもたらされるわけではない
 信頼が必要とされるのは社会的不確実性の大きな状況であり、逆に言えば、相手に騙されてひどい目にあったりする可能性がまったく存在しない、社会的不確実性がまったく存在しない状況では、信頼は果たすべき役割をもたない、と。